窓リノベ
対象となる工事方法はA~Dの4つ
A. ガラス交換
既存の窓ガラスを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、複層ガラス等に交換する工事になります。
同じガラスであっても、既存サッシとの組み合わせにより、窓の性能区分が変わります。
1枚ガラスを2枚ガラスに交換
B. 内窓設置
既存窓の内側に新たに内窓を新設する、または既存の内窓を取り除き新たな内窓に交換する工事になります。
窓の内側にもう一つ窓を設置
C. 外窓交換
カバー工法の場合
「カバー工法」とは、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事になります。
※建て方の違いにより補助額が違います。
既設窓枠を使い新しい窓を設置
はつり工法の場合
「はつり工法」とは、既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事をいいます。
※建て方の違いにより補助額が違います。
既設窓枠を取外し新しい窓を設置
D. ドア交換
カバー工法の場合
「カバー工法」とは、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事になります。
※建て方の違いにより補助額が違います。
既設ドア枠を使い新しいドアを設置
はつり工法の場合
「はつり工法」とは、既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事をいいます。
※建て方の違いにより補助額が違います。
既設ドア枠を取外し新しいドアを設置
補助金を利用する主な条件
1. 住宅の所有者等である
- 住宅を所有する個人またはその家族
- 住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人
- 賃借人
- 集合住宅等の管理組合・管理組合法人
2. 窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をする
「窓リノベ事業者」とは、補助対象者に代わり交付申請の手続きを行い、補助金の交付を受け、交付された補助金を補助対象者に還元するものとして事務局に登録された施工業者等をいいます。
3. 既存住宅である
リフォーム工事の工事請負契約日時点において、建築(検査済証の発出日)から1年が経過した住宅または過去に人が居住した住宅(現に人が居住している住宅を含む)をいいます。
4. 所在階を問わず、建て方による下表の分類とする
戸建住宅 | 1住戸が独立した建物 | |
集合住宅 | 低層集合住宅 | 地上3階以下の集合住宅 |
中高層集合住宅 | 地上4階以上の集合住宅 |
5. 補助額が5万円以上である
補助額は、工事の内容、住宅の建て方、対象製品の性能とサイズにより異なります。
複数の窓の工事を行い、本事業と子育てエコホーム支援事業に分けて申請する場合でも、本事業単独で申請する補助額が5万円以上とします。(両事業の補助額を合算できません)
※同一開口部に複数の対象製品を設置しても、1つの製品に限り補助金の対象となり、補助額に算入することができます。
6. 補助上限額が200万円
同一住宅に複数回のリフォーム工事を行う場合も、補助上限額の範囲内で申請を行うことができます。
ただし、それぞれの申請ごとにすべての補助要件を満たす必要があります。