1.まずは、どんな窓があるかを知ろう
窓にも色々なタイプやサイズがあり、部屋の配置や形、外からの視覚、風の流れや防犯性などを考慮するだけでなく、室内の環境にも影響を与える重要な場所なので、どのような窓がありどのような性能があるかを知っておくことはとても大切です。
窓のタイプ
引違い窓
縦すべり出し窓
横すべり出し窓
FIX窓
上げ下げ窓
内倒し窓
外倒し窓
テラスドア
勝手口ドア
2.窓の性能とは、どういうこと?
そもそも「 窓の性能とは、そんなに違うものなの?」と思いませんか。
窓の性能に違いが出る要因としては、2つのことが関係しています。
CASE 1 窓に使われている部材
窓は、窓枠・障子・ガラスの3つの部材から構成されていますが、その部材にどのような素材を使っているかで、性能に大きな違いが出ます。
枠や障子部分の素材は、アルミか樹脂かで熱の伝導率が大きく違うので、室内と室外との温度差を受けやすく、結露を引き起こす原因になります。(≫ 窓の素材についてもう少し詳しく)
CASE 2 ガラスの選び方
ガラスは、シングルガラス・ペアガラス(複層ガラス)・トリプルガラス・Low-eガラス(遮熱/断熱)・防犯ガラス・型ガラスといった色々なガラスがあるので、必要性や場所に応じてガラスを選ぶことができます。
ガラスもアルミ同様に、熱伝導率が高く室外の影響を受けやすい素材なので、ペアガラスやLow-eガラスにして、断熱効果を高めることをおすすめしています。(≫ ガラスについてもう少し詳しく)
3.窓の性能で、室内の快適さが違う!
窓は、換気をしたり明るさを取入れる目的として設置しますが、住まいの中で一番熱の侵入があるのが窓なんです。この窓の性能を上げることで、毎日の暮らしの快適さを保ってくれます。
また、結露を起こしにくい窓廻りの環境を創り出すことで、湿気によるカビの繁殖を抑えるだけでなく、窓の下地材(木材)の腐食を抑えることができ、「永く住まう家」にすることができます。
(≫ 結露についてもう少し詳しく)