Point1. 住まいづくりの素材を知っておく
住まいづくりには数多くの素材(材料)が使われますが、高価で高性能な素材を使ったから必ずしも性能の良い住まいになる訳ではありません。その素材の特性を知った上で、素材同士の組み合わせ方を考えないと素材が持つ特性を発揮できないこともあるのです。
Point2. 妥協をしてはいけない素材選び
住まいををこれからつくっていくのに、絶対に妥協してはいけないことがあります。それは、快適な環境の暮らしができる家かどうかという事です。
快適な環境とは、暮らしのしやすさや快適な空間があるという意味で、、いくらデザインの良い家だとしても、夏は室内が暑過ぎたり冬は部屋が寒すぎるなど、このような環境下ではせっかくのマイホームにも愛着が湧いてきません。
窓の選び方や、断熱材の種類、輻射熱への対応など、快適な環境をつくる為の構造をつくることができるかが大切なんです。
Point3. 住まいづくりは人の気持ちが大きく関係する
住まいづくりは、ほとんどの作業が人の手作業により成り立っています。基礎工事、大工工事、屋根工事にしても機械ではなく人が行う事なので、そこにはどうしても技術的な差が生まれることがあります。もちろん品質の差という意味で、良い工事と粗悪な工事という事ではありません。
何事もそうだと思いますが、「 このくらいでいい 」と「 これだけやってみたけど 」。もしこの2つの思いで職人さんに工事をしてもらうとしたら、どちらが良いのでしょうか?
仮に工事の質が同じだったとして、この両者の違いは「 人の技術的な差ではなく、気持ち(プライド)の問題 」だと思うので、やはり工事をして頂く側としては後者の方が信頼できる人という事なんです。
建築会社は選べても、実際に工事をして頂く職人さんまでは選ぶことができないのです。